ウサギ用布製エリザベスカラーのお店です。2012年にオープン致しました。
ウサギさんの幸せで健康的な生活を願いながら、一つ一つ手作りしております。
布製エリザベスカラー
我が家のウサギが前足をねんざした時のこと。
患部を気にして舐めているうちに、周囲の毛がそぎ取られ、皮膚炎まで併発。
ねんざは治っても、皮膚炎はそのまま残りました。
病院で処方されたプラスチックのエリザベスカラーは、首を振り回して拒否反応を示した為、やむなく断念。どうすべきか悩んでいるうちに皮膚炎も悪化してしまいました。
フェルトや布で傷口を保護するものが作れないかと試行錯誤しているうちに、
食糞を妨げず、走ったり遊んだりするのにも邪魔にならないエリザベスカラーが出来上がっていました。
軽くて柔らかいので、ゴロンと寝っ転がる事もできますし、
身体の動きに合わせて曲がるので、毛づくろいした感覚が得られる様です。
ストレス無く生活しながら、気付けば皮膚炎も完治しました。
換毛期には、毛の飲込み防止にも役立ちます。
pun pun bunnyのエリザベスカラーが、皆さまのウサギさんの回復にお役に立てたら幸いです。
上手に着けられたら、ご褒美をあげるなどして「うれしい経験」と結びつけながら、
安全にご使用ください。
ウサギ用 帆布のトンネル(こちらの商品はCreemaにて販売しています)
思いっきり走りぬけたり、前足でホリホリしながら遊べるトンネルです。
しっかり厚みのある帆布で作りました。
帆布には様々な種類がありますが、
当店では、美しい染め色でビンテージ感のある生地を使用しています。
帆布は非常に縮みやすい素材です。お客様が商品を手にされてから大幅に縮むのを防ぐため、
縫製前に「水通し」という生地を縮ませる作業を施してから縫っております。
とはいえ、洗濯機を使用しての洗濯や、タンブラー乾燥を行うと縮んだり型崩れしたりしますので、
お湯を使わず水やぬるま湯で手洗いし、日陰で自然乾燥して頂くことをお勧めします。
洗濯機で洗えないので、このトンネルは「ちょっと手間のかかる」うさぎ用品です。
そのような面も含めて、帆布の味わいを楽しんで頂けたらと思います。
噛み癖のあるウサギさんには、生地を噛みちぎって誤飲する心配もあるため不向きです。
ご購入にならない事も含めてご検討下さい。
また、ご購入頂いた際は、飼い主様の目の届く状況で、安全にご使用頂きますようお願い申し上げます。
◆ウサギ用 帆布のトンネル お洗濯方法◆
天然素材の国内産帆布を使用しています。
帆布は縮み易く色落ちの可能性もあるため、お洗濯方法にご注意ください。
上手に洗うポイントは
・洗濯機を使用せず、手洗い。
・他のお洗濯ものと一緒にせず、単独洗い。
・お湯は使用せず、水(もしくは、ごく低温のぬるま湯)を使用。
・日陰で自然乾燥。タンブラー乾燥は使用しない。
布製のエリザベスカラーのメリット・デメリット
◆布製エリザベスカラーのメリット◆
■柔らかいため動き易い ・くつろげる
歩いたり、食べたり、寛いだり。 普段通りの生活ができます。
ストレスが少なく、リラックスして過ごせるのが、軽くて柔らかな布のエリザベスカラーの
最大のメリットかもしれません。
■食糞しやすい
食糞により必要な栄養を摂取しているウサギさんにとって、
身体を自由に曲げて食糞ができるのは、とても大事な事です。
■毛づくろいしているつもりになれる
毛づくろいも、ウサギにとって大切な生活習慣です。
体のラインに沿って曲がるので毛繕いしているつもりになれます。
◆布製エリザベスカラーのデメリット◆
■めくれ易い
布製のエリザベスカラーは、固いカラーとは異なり、簡単にめくれてしまうという欠点があります。
外そうと試行錯誤しているうちに口が患部に届いてしまうかもしれません。
体格や顔の形など個体差によって、口が患部に届いてしまうこともございます。
効果が見られない場合は、ご使用を中止してください。
■誤飲の可能性
ものを噛み切るのが好きなウサギさんもいますので、
噛み癖がある場合には、誤飲の可能性を十分ご留意ください。
誤飲による事故等につきましては、当方では責任を取りかねます。
普段、噛み癖がない場合でも、エリザベスカラーを嫌がって外そうと試みた際に誤飲することも
考えられますので、ご使用の際は注意深くご観察頂き、様子を見て頂ければと思います。
■長期使用による弊害
エリザベスカラーを長期に使用することによる弊害もあります。
首の周り・耳の後ろなどにカラーのふちが触れ、摩擦されることで毛が抜けたり炎症を起こすことが
あります。長期のご使用になる場合は、カラーを外して過ごす時間を作るなど、使用の仕方を工夫して
ご利用ください。
首の周囲の毛が抜けて皮膚が見えるようになったり、耳の後ろが摩擦で炎症が起きたりした場合は、
使用を中止願います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ご使用用途はいろいろ◆
■皮膚炎・軽度の打ち身など
皮膚炎等でプラスチックのエリザベスカラーを着けたが、我慢できず落ち着かない。
打ち身の部分を気にして舐めているうちに、皮膚炎まで併発してしまった。
そのようなときに、カラーで患部を触れないようにすることで治癒が早まることもあります。
■毛むしり
当店のエリザベスカラーのご購入理由として、非常に多いのが「毛むしり」です。
毛をむしる部位、その原因は様々ですが、毛をむしり過ぎて皮膚がただれてしまい、
炎症を起こしている部分から血がにじむ程、重症なウサギさんもいます。
身体の部位によっては効果が無い場合もありますが、皮膚炎が改善されたり、
毛が生え揃ったら毛むしりも治まったというケースもありますので、一度お試しください。
ただし、原因が「細菌による皮膚炎」「ノミ・ダニなどの寄生」「カビによる皮膚炎」
などの場合、根本的な治療が必要です。
カラーを使用することで、細菌が別の部位に繁殖を広げ、皮膚炎が悪化することもあります。
まずは動物病院で検査して、カラーを使用するかどうか医師にご相談願います。
また、使用の際はカラーをこまめにお洗濯し、清潔に保ちましょう。
■換毛期の、体毛飲込み防止
あまりにも換毛が激しく、ブラッシングだけでは抜け換わる毛を取りきれない時にも効果的です。
うっ滞になりやすいウサギさんの、換毛期の体毛飲み込み防止としても、ご利用頂けると思います。
ただし、全ての毛の飲込みを防げる訳ではありません。
ウサギの毛は、布に付着し易いので、抜けた毛がエリザベスカラーに集まったままにせず、
こまめに取り除いてあげるなど、ご配慮ください。
また、カラーを着けている事で安心し、ブラッシングなどのケアを忘れてしまうと逆効果です。
換毛期には、一日何度かのブラッシングを行いながら、エリザベスカラーを併用して下さい。
■外科的手術前のエリザベスカラーの練習
手術の際は、病院にてプラスチック製のカラーを処方されることがほとんどかと思います。
初めてのプラスチックカラーの前に、首周りにカラーがあることに慣らす為に練習用にもお使い頂けます。